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<R.Schopper Trombone / ショッパー トロンボーン>

Germany

この楽器はプロ奏者の試奏検品を受けています

R.Schopper Trombone (USED/中古品)

Bb-F / Yellow Brass Bell / Rotary Valve / Original Slide, Extra Outerslide (Tuning Slide System)

ビンテージ
WAVE 税込販売価格
¥637,200-

ロバート・ショッパー氏はドイツにおけるトロンボーン製作者として

非常に多くの功績を残した方です

ヘルベルト・レッチェ氏の師匠にも当たるショッパーは

ライプツィッヒの地で宮廷御用達の称号も得ています。

100年の時を経て奇跡のような存在です。

しかも現役で使用可能なこの楽器をご紹介します。

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試奏・検品レポート

Tokyo Brass Players トロンボーン奏者  (故)利根川 勝 氏

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今回の試奏のために普段使用しているレッチェとモンケを比較のために持ってきました。まず言えることは100年は間違いなく経っているはずの楽器が現役で使用してゆける楽器である。それは非常に希有な存在だと思います。
現代のドイツ管と比較をしてもしょうがないのですが、純然たるドイツ管の中でもショッパーのカラーが際立つ一本でしょう。太管のマウスピースを使用するところなどは一般的なドイツ管のイメージではないかもしれませんが、ライプツィッヒでの彼の基本的なデザインだと思います。音色もベルリンフィルにみられるような直線的、締まりのある芯のはっきりした音と少々違います。もう少したっぷりとした響きがします。
この楽器には後のオーナーがアウタースライドを別工房で作らせたものが付いてきます。こちらは比較的軽く、鳴らしやすいものです。チューニング機能も付いていますので、単純に使用する面で楽だと思います。しかしながらやはりこの楽器の音色の良さはオリジナルのものを使った時でしょう。重量もあり、構えた時のバランスは良いとは言えません。オリジナルスライドの場合はチューニング管が無いのでピッチをとるのが難しくなります。それでも低すぎることが無く、8月の時点で442Hzに対応出来るものでした。私の考えでは、マウスピースは細管を使用し、太管へのアダプターを太さの違うもので数種類揃えておくと微妙なチューニングをすることが可能になると思います。ちなみにインナースライドを後にメッキ処理を施していることは実用面からも間違いではないと思います。
音程のクセに関しては特別難しい事もありませんでした。ドイツ管に慣れ親しんでいる奏者にはさほど難しいことは無いでしょう。ただしこの楽器の鳴るポイントに付いてはじっくり付き合ってゆく必要がありそうです。この楽器の鳴ってくれるポイントを探さなければなりません。単純に息を吹き込めば鳴ってくれるものではありません。自分の思い通りにするのではなく楽器と自分とが一体となって鳴るポイントを探して吹き込んでゆく必要がありそうです。それによってこのショッパーは最高のパフォーマンスを実現してくれるはずです。
この楽器の音色がドイツ管の中でも少したっぷりとしたものですが、その特徴を生かそうとマウスピースを大きくするのは避けた方が良いでしょう。口径は大きくなく、でも少し深めが良いと思います。
この楽器を手にされる方は幸せ者です。是非ドイツ管のことを良く知っている奏者、すでにドイツ管で演奏している奏者に吹いてもらいたい楽器です。

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