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<A.Courtois Bass Trombone / クルトワ トロンボーン>

France

この楽器はプロ奏者の試奏検品を受けています

A.Courtois Bass Trombone Prestige Opera 500 (USED/中古品)

Bb-F-Gb-D / 10.5inch Yellow Brass Bell / Inline W-Rotary Valve / Nickel Slide

ヴィンテージ
WAVE 税込販売価格
¥348,700-

アントワーヌ・クルトワはフランスの名門楽器メーカーでした

フランスを中心とした多くの演奏家が

その響きの美しさに魅了され、愛用してきました。

今や廃番となってしまったこのモデルの貴重な一本を、

再び舞台で披露してほしいと願っております。

試奏・検品レポート

バス トロンボーン奏者  青木 治夫 氏

私はフランスへ留学した経験もあり、その際に出逢ったクルトワを愛し、現在まで使用続けています。フランス生まれのクルトワという楽器は眉間に皺を寄せてがむしゃらに吹く楽器ではなく、奏者の意のままに音楽を作り上げる、奏者のイメージした音楽表現をいかに楽に実現できるかを追求しているように感じています。今回試奏させてもらったクルトワもまさしくその印象を十分に感じられるものでした。試奏し始めてすぐにそれを感じ、思わずニヤッとしてしまいました。
この楽器のベルサイズは現在主流の9.5インチベルではなく10.5インチの大きなサイズです。例えばボアが太くなったりベルが大きくなると奏者にそれだけ負担をかけてしまうことが一般的だと思うのですが、この当時のクルトワのモデルはそれを感じさせません。むしろ楽に吹ける上に大きなベルから生まれる響きの豊かさに助けられるのです。余韻も美しく、それはとても心地よいものです。あたかも教会で吹いているような心地良さと言えば良いでしょうか。そういった特有の余韻を大切に響きを作っていけるので、奏者は音楽表現に集中することが可能となります。
音色もよく考えられていると思います。低音域の概念を良い意味で裏切ってくれます。低音域は重厚、暗い、いぶし銀、色々言われますが、クルトワの10.5インチの楽器から生まれるサウンドは明るく響きがたっぷりとしたものです。暗くて潜ってしまいそうなサウンドイメージからはかけ離れているでしょう。ですのでトロンボーンセクションでアンサンブルをしていてもそのサウンドは美しくハーモニーが作られます。
この楽器のロータリーシステムは従来のインラインダブルロータリーです。バストロンボーンで流行りのセイヤーやハグマンのようなフルフロータイプではないので、音抜けや抵抗感の心配があるかもしれません。でも私もこの楽器のロータリーにはびっくりしました。ロータリーワークを多用した演奏でも、まったく違和感なく演奏が可能でした。開放からロータリーの使用や切り替えに伴う抵抗感や鳴りの違和感を感じることなく演奏が可能なのです。
バストロンボーンでありながら軽やかでたっぷりした響き。まさに当時のクルトワの目指していた楽器作りなのだと思います。私もこのサウンドが大好きですし、その思いは大切にしてゆきたいと考えています。今回試奏した楽器が中古ですから、部分的に修理した跡や見た目の使用感などもあります。それでも私はかなり状態の良い楽器ではないかと思います。このモデルが製品として無くなってしまったことはとても残念で仕方がありません。クルトワを愛する演奏家はまだ多くいらっしゃると思いますので、是非この貴重な500を大切に使って欲しいと思います。

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