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- Yuzo Kataoka -

片岡雄三カルテット

<完 売>

日本を代表するジャズトロンボーン奏者 片岡雄三氏のプロデュース・パフォーマンスにより「片岡雄三カルテット」がついに発売されました。待ちに待った氏のリーダーアルバムです。多くのジャズファン、トロンボーン奏者必聴の一枚としてお勧めします。(スィングジャーナル誌で最高の5つ星獲得!)


税込販売価格¥2,800-(郵送料・代引手数料 別)
<完 売>


「片岡雄三カルテット」製作秘話  <聞き手:WAVE代表 鷹松 徹>

鷹松 20年のプロ生活の中で、ようやくでた!という印象ですが。

片岡 そうですね。色々な録音にはたずさわってきましたが、リーダーアルバムとしては今回が初めてですね。実は私を取り巻く様々な方のお陰で、今回のアルバムが誕生しました。特にスキップレコードの社長(竹下社長)には本当にお世話になりました。
スキップレコードは向井滋春氏率いる4トロンボーンのCDをはじめ、国内のジャズ奏者のCDを積極的に手掛ける会社です。

鷹松 メンバーは今回の録音のために声を掛けたのですか?

片岡 いいえ、私がいつもカルテットで一緒に演奏している仲間です。本当に気心知れた、そして優れたメンバーですよ。

鷹松 ところで、今回のCD製作に当たって片岡さんなりに考えた事があると思うのですが。

片岡 そうですね。まず録音に当たって「一発録り」にしました。特にジャズは各メンバーとの対話ですから、貼り付けはしていません。
そして選曲と曲順には特に気をつけました。今回のCDは1つの「演奏会」と考えたのです。「オープニング」から昼間部の「箸休め」、そして「クロージング」へと1つのストーリーを考えました。

鷹松 具体的にはどういった?

片岡 約60分の全曲目(9曲)を聞いて頂くのに、飽き(笑)が来ないように、すべての曲目の「調」を変えました。これによって聞き手の緊張感や集中力を欠かさないようにしたのです。そして、昼間部の「箸休め」としては "Love Letter" を軽い雰囲気で、しかも短めにおいています。後半の4曲に向かう序章みたいに。

鷹松 選曲はどうですか?

片岡 20年間のプロ活動の集大成でもありますが、今一番やってゆきたい曲の中から選びました。
6曲目は以前世界のトップ ジャズトロンボーン奏者でもあるビル ワトラス氏と共演をさせてもらった時に演奏した曲です。

鷹松 オリジナル曲も入っていますね。

片岡 4.7.9 曲目がそうです。特にラストの9曲目の "Good Old Days" は偉大な先輩方への想いを込めて作りました。

鷹松 その偉大な方とは、差し支えなかったら聞かせて下さい。

片岡 実は、「シャープス アンド フラッツ」の故 森川周三さんと故 福島照之さんなんです。日本のジャズ、それも「ビッグバンド」を引っ張ってきた偉大な方です。このお二人に捧げたいと思って書きました。

鷹松 片岡さんとはプロ生活と同じ20年のおつき合いをさせて頂いていますが、音楽感にも節目がありましたよね。

片岡 そうでしたね。18歳の時からプロとして活動をはじめて、鷹松さんとはそんな頃からのおつき合いですね。「ニューハード オーケストラ」時代にもクラシックの世界的名手に傾倒した時期もありました。

鷹松 ミッシェル ベッケ氏ですね。

片岡 そうです。あの当時はジャズを仕事としてやっていながら、太管のコルトワ(クルトワ)ベッケモデルを使っていました。その後、 KING に戻し、現在は KING 3B のシルバーソニックを使っています。私は楽器を改造するのは好きではないので、ごく普通の市販品です。
マウスピースは BestBrass のパーソナルモデルです。Bach 6-1/2 よりわずかに小さめのタイプですね。

鷹松 そういえば、片岡さんは多くの世界的名手と共演した経験を持っていると思うのですが、片岡さんの演奏活動においてどのような意味がありましたか?

片岡 トロンボーン奏者だけでも先程の「ビル ワトラス」「ジョージロバーツ」「ロイドエリオット」各氏と共演する機会がありました。彼等は世界でも超一流です。その芸術性、格調の高さ、バリエーションの豊富さなど彼等の経験も含めて「器が違う」と思っています。もちろん大きな影響を受けてきました。


筆者:鷹松徹と片岡雄三氏

鷹松 最後に今後の活動計画を聞かせて下さい。

片岡 そうですね。カルテットはこのまま続けてゆくつもりです。息の長い、そして本物志向でやってゆきたいですね。そしてまだ計画中ですが出来ればビッグバンドも・・・。単なるリハーサルバンドではなく、本物のバンドとしてやってみたいですね。
私はミュージシャンですから、聞き手に感動を与えられなくなったらおしまいだと思っています。そういった意味では「仕事慣れ」してしまうことが怖いことだと感じています。音楽を通じて社会に貢献できるミュージシャンとして、これからも「感動」を伝えられるよう頑張ってゆきます。そして第2、第3のCDも積極的に考えてゆきたいと思っています。


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