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- Hybrid Trombone Quartet -

ハイブリッド・トロンボーン・カルテット
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Hybrid I

Franz J Haydn / オラトリオ「天地創造」より 大いなる偉業が成し遂げられた

Alfred Hornoff / 4本のトロンボーンのための組曲

Flor Peeters / トロンボーン四重奏のための組曲

Czeslaw Grudzinski / 4本のトロンボーンのためのパルティータ

Ferdinand David / 4本のトロンボーンとピアノのための小協奏曲

<Bonus Track>
Dennis Armintage / レッツ・オール・テイク・イット・イージー

トロンボーンの鬼才4人衆ここに見参 !!

CDジャケット Profile より〜
呉信一とその教え子の岡本哲、新田幹男、小西元司により、2002年に結成されたトロンボーン・カルテット。03年3月に、いずみホール(大阪)での公演を行い、各方面より好評を博す。以来国内各地での公演の他、NHK-FM放送などへの出演を行い好評を博している。息の合ったアンサンブルとあわせて、メンバー各自が第一奏者を受け持つことができる演奏技術の確かさも高く評価されている。


税込販売価格¥2,800-(郵送料・代引手数料¥350- 別)

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初CDリリース、"Hybrid 1"発売にあたって。 <話し手:新田幹男/聞き手:鷹松徹>
鷹松:まずはハイブリッドトロンボーン四重奏団の結成された経緯から伺いたいのですが。

新田:2002年の事でした。ジャパン・ブラス・コレクション2002という催し物が開催されました。これは大編成のシンフォニック・ブラス・アンサンブルでしたが、中には小編成の曲も披露しようという事になったんです。その時一緒だったメンバーが呉信一先生を筆頭に岡本哲さん、私新田幹男とバストロンボーンの小西元司さんでした。この4人でトロンボーンアンサンブルを披露したのですが、この時のプログラムはフランケンポールの四重奏でした。実はトロンボーンアンサンブルはこの一曲だけだったのですが、思いの他大盛況で、これはいける!って言うことでデビューすることに決めたのです。

鷹松:仕事の流れの中で偶然?生まれたトロンボーン四重奏だとは思いませんでした。
ところでその後の活躍は目まぐるしいものがあったのではないですか?

新田:いえ、そうでもなかったのです。大掛かりなコンサートはありませんでした。2003年にデビューコンサートを大阪の「いずみホール」でやりましたが。
その後もちょこちょこと・・・。例えば2005年に西宮の芸術センターではPAC金管アンサンブルのメンバーと半々のステージでコンサートがあったり、また「いずみホール」のランチタイムコンサートだったりと。こういった小さなコンサートを5回ほどやってきました。
(右へ)

鷹松:また何故メンバー主催でコンサートを打ってこられなかったのですか。

新田:できればせっかくできたハイブリッド・トロンボーン四重奏団ですから、定期的に練習もし、TTQやZIPANGのように定期演奏会をやって行きたい気持ちはありました。
でも実は当時の私達の仕事の拠点に問題があったのです。呉先生はともかく、その当時私は「仙台フィル」、その後「読響」、岡本さんは「広響」、小西さんは「大阪センチュリー」とばらばらでしたから。集まろうにも時間と場所とお金の関係がうまくまとまらず、でしたね。(笑)

鷹松:確かにそう考えると簡単に演奏会をやりましょう!とは行きませんね。だからこそ今回ハイブリッド・トロンボーン四重奏団がその音楽をCDに収めてくれた事は私達聴き手にとってはすごく意味のある事だと思います。
では次に今回のCDに収録されている曲についてお伺いしたいのですが。(左下へ)

新田:はい、まず初っぱなの「天地創造」は実は私達にとっての定番、と言うかテーマ曲みたいなもので、必ず最初に演奏します。呉先生や私達が大好きな曲なんです。ですから今回も1曲目にこれを持ってきました。
2曲目のホルノフのトロンボーン四重奏のための組曲は実はベルリンフィルのトロンボーンセクションのために書かれた曲なんです。とても素晴らしい曲なのですが、今まであまり紹介されてこなかった。音源もほとんどありません。
4曲目のグルチンスキーの曲は呉先生が探してきたものです。ポーランドの作曲者で、こちらもほとんど世に紹介されていない。この曲を知れば知るほどメンバー全員この曲の虜になってしまったくらいです。
先程から何度も申し上げていますが、私達全員が大好きな曲です。そしてもっと多くの演奏家に知って欲しいと思っています。これらは曲想からしてトロンボーンの「響き」と「音圧」をとても大切に演奏しています。
そしてトロンボーンのオーディションでよく使われるダヴィッド協奏曲もこの編曲だと思わず笑みが浮かんできます。これはルイス版として売られている譜面です。
そして今回ボーナストラックで収めているのはレッツ・オール・テイク・イット・イージーですが、これは当初収録予定がありませんでした。せっかくだからっていう意味でちょっとワンテイク! 録ってみました。これ本当にワンテイクしか録ってないんですよ。私達がコンサートで必ずアンコールで演奏します。これも大のお気に入りの曲なんです。
実はこのボーナストラックは初版のみで、再販する際はおそらく・・・入っていないと思います。(笑)

鷹松:今回のコンサート(2008.3.25 & 31)はZIPANGとのジョイントコンサートとして東京公演、大阪公演と大盛況のうちに終わりましたが、ハイブリッドさんは全員黒ずくめのシックな出で立ちでしたね。
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新田:実はあれ呉先生の提案なんです。服装の事だけでなく、先生はいつも私達を引っ張っていって下さいます。呉先生は京都市立芸術大学の音楽学部長をされています。おそらく校務で相当お忙しいはずで、そんなに楽器を吹く時間が有るのかなって思ってしまいます。でも先生はいつも私達を引っ張ってくれます。音楽的にもメンタル的にも、そして服装も。

鷹松:やはり呉先生の教え子で結成されたという良い面が出ているのですね。今回の演奏会を聴いていてもそれは感じ取る事ができました。打ち上げを含めて。(笑) やはりキーワードは「呉信一」ですか。

新田:そうですね。まさしくそうです。先生のバイタリティーには本当に感心しますし、いつも私達のテンションも上げてくれる。演奏面だけでなく人間的にもとても素敵な先生です。先生とは「サイトウ・キネン・オーケストラ」で初めて仕事としてご一緒させて頂きました。そしてこれからも末長く現役のプレイヤーである先生と一緒に仕事をしていきたいと思っています。今回の大阪公演の楽屋で先生がこう言うんです。みんな、今のオケ辞めてハイブリッド一本でやっていこか! って言っていました。(笑)

鷹松:今回は本当に色々お話を頂きましてありがとうございました。これからも時間と場所とお金に問題があるかもしれませんが、是非日本縦断コンサートを企画して下さい。全国のトロンボーンファンにハイブリッド・トロンボーン四重奏団の生のサウンドと音楽を聴かせて下さい。ありがとうございました。

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